言い返す力: 夫・姑・あの人に (集英社文庫)が発売されました

八坂裕子の新刊『言い返す力: 夫・姑・あの人に (集英社文庫)』が2018年10月に発売されました。今回は2018年版として、新しく編集しなおしています。

なぜこの本を書いたのかというエッセイを“青春と読書”の11月号に書きました。集英社のPR誌で10月20日発売。たぶん大きな書店には置いてあるはずです。そちらも読んでくださいね。

【書誌情報】

 

“映画のチカラ”第2回 <華氏119>

<華氏119> 2018.10.30

久しぶりにアメリカ映画に刺戟された。

単なるトランプ攻撃がテーマではない。

視野の広い構成で、観客に呼びかける。

ファシズムという独裁主義の恐怖について考えさせられた!!

沢山の人たちに観てほしい。

そしてこの作品をきっかけにして、沢山の会話が交わされてほしい。

凄い映画だ。マイケル・ムーア監督の代表作になるだろう!!!

八坂裕子

“映画のチカラ”第1回<アナと雪の女王>

<アナと雪の女王>

ひょっとしたら、この台本を書いたのは女性じゃないかな? やっぱりそうだった。
ジェニファー・リー。
彼女は共同監督にもクレジットされている。ディズニーが最初に手がけた『白雪姫』(1934年)から80周年。その間、女性監督の作品はなく、第53作目のこの長編アニメーションにして初めての抜擢だという。
だからメガヒットしたのだと私は信じる。登場人物それぞれの感情がみずみずしく表現されていて、セリフがイキイキ。テンポが速い。感覚があざやかだ。

テーマは一応“姉妹愛”と謳われているが観客の一人ひとりのハートにはもっと深く心地よく触れるものがあったはずだ。
リピーターが多かったのはそのせいだと思う。

エルサだけではない。ほとんどの男と女が自分自身を何かで縛っていて、それから解放されたいと願っている。
つまり原題『FROZEN』の意味がそこにある。オープニングのシーンは、映画『レミゼラブル』のはじまりを連想させる暗い苦しそうな人びとの歌と踊り。少年クリストフとスヴェンだけが明るい。

アニメに限らず、多くの映画は善悪のキャラクターに分かれて対立する構図でストーリーが進行しがちだが『アナと雪の女王』は別だ。
エルサ、アナ、クリストフ、オラフ、スヴェン、トロールたち。彼らはこよなくチャーミングで、観客は共感しないではいられない。対立どころか対話したくなるのだ。彼らのこころ、彼らの想いと過ごす時間と空間は楽しい。

人は誰もがパーフェクトではないのだが、意識のどこかでパーフェクトに近づこうとして自分を責めたりおとしめたり。ありのままでは欠点だらけだと自己チェックしてみたり。
でもパーフェクトでなんかなくていい。恥をかいてもいい。困っていい。迷惑をかけていい。助けてと叫んでもいいのだ。強いフリは疲れる。もうやめよう。
これからは自分の弱点や現状をさらけ出し誰かの力をもとめてもいいのだ。求める手には与える手が待っている。

「愛は、自分より相手のためを想うこと」とオラフが言い、アナのために溶けかかる。
それは前時代的な犠牲や献身の愛ではない。相手を理解し信頼し相手を想うからこそ生まれる魔法の力だ。
その魔法は、エルサの魔法体質さえ変えることができたではないか。

雪がいっぱいの氷のスクリーンでありながら、『アナと雪の女王』は北風が春を運んでくるように観客のこころに花のタネと発芽力を蒔いていく。
五感に訴えてくる長編アニメーションの傑作だ。

“映画のチカラ”

 はじめに

私にとって、映画は学校だった。
衣、食、住に関するおしゃれヒントから、恋する男と女の感情表現のさまざまな在り方まで、教わったことは限りなく多い。

女性誌『MORE』の映画のページを20年間書く仕事では、監督や俳優たちにインタビューするチャンスを得て、たえずワクワクホカホカドキドキだった。

そこでまたたくさんの映画人たちのこころに出逢えた感動ったらない。
映画を想う気持ちはズンズン深まった。

そして時は移り、映画は変わっていく。
でも2時間前後で観客の心を揺さぶる映画のチカラに変わりはない。

あらためて私は古い作品や新しい作品など、昨日、今日、明日の映画の持つチカラに再注目したくなった。
読んでいただけることを祈りつつ。

八 坂 裕 子

【チラシのお知らせ】春日宏美『源氏物語』ひとりがたり

春日宏美『源氏物語』ひとりがたり 恋や恋、あなたが忘れられなくて(上演:2017年4月1日)
(脚本:八坂 裕子、構成・演出:村 尚也、朗読、春日 宏美、舞踊:花柳 斉明、笛方:福原 洋音)
の チラシを公開します。

チケットは北とぴあ一階チケット売り場にて、ご購入いただけます。

【チラシ(表)】
春日宏美『源氏物語』ひとりがたり(チラシ・表)

【チラシ(裏)】
春日宏美『源氏物語』ひとりがたり(チラシ・裏)

編集履歴:2017.3.9 14:40 チラシの画像2枚を差し替え。

【上演のお知らせ】春日宏美『源氏物語』ひとりがたり

朗読と舞による
恋や恋、あなたが忘れられなくて。春日宏美『源氏物語』ひとりがたり

日時:2017年4月1日(土) 18:00開場 18:30開演

会場:北とぴあ さくらホール
(王子駅)

料金:¥4500

出演者:春日宏美

スタッフ:

  • 原作 / 紫式部
  • 脚本 / 八坂裕子
    < 『源氏物語』 禁断の恋に苦しむ女たち >
    PHP研究所刊より
  • 演出 / 村尚也
  • 振付 / 花柳琴臣

編集履歴:2017.3.6 22:45 開場時間(18:30→18:00)と開演時間(19:00→18:30)を修正。

『言い返す力 夫、姑、あの人に』(PHP研究所)の20刷が出ました

このたび『言い返す力 夫、姑、あの人に』の20刷が出ました。

本書の解説や目次は、PHP研究所の公式サイトでご覧いただけます。

▼言い返す力 夫・姑・あの人に 解説
https://www.php.co.jp/family/detail.php?id=8036

【書誌情報】

『星に祈りを 生きるための77の言葉』(サンリオ) の5刷が出ました

77の言葉シリーズの第一弾、『星に祈りを 生きるための77の言葉』(サンリオ) の5刷が2016年8月に出ました。表紙はキキとララです。

【書誌情報】

「Ane会」に八坂裕子インタビュー第1回目~3回目が掲載されています

Webメディア「Ane会」に八坂裕子のインタビューが掲載されました。八坂裕子が自身の経歴や女性の生き方について、話しています。

関連書籍

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イラスト版 頭のいい女、悪い女の話し方

八坂裕子 PHP研究所 2013-11-02
Amazon
kindle

新刊『人づきあいがラクになる! 切り返す力 ちょっと苦手なあの人に』が発売になりました

新刊『人づきあいがラクになる! 切り返す力 ちょっと苦手なあの人に』は、
PHP研究所の以下のページで、購入できます。
http://www.php.co.jp/family/detail.php?id=81779

【書誌情報】
人づきあいがラクになる! 切り返す力 ちょっと苦手なあの人に
著者(肩書) 八坂裕子《詩人》
出版社 PHP研究所
税込価格 1,296円 (本体価格:1,200円)
対象 一般
頁数/仕様 192ページ / 縦:18.9cm 横:12.9cm
初版 2014年5月